授業後に雑談したい学生のニーズに応える「チェックアウト」
Zoom授業のデメリットとして、「授業の前後に学生が雑談をしづらい」ということがよく言われます。
そこで、授業終了後に希望者のみでブレイクアウトルームを行う「チェックアウト」をご紹介します。
チェックアウトでは、特に話す内容を教員から指示する必要はありません。
準備するもの
- ありません
ポイント
- 授業後に雑談したいという学生のニーズに応えることができる
- 教員も時間に余裕があれば参加することで、学生の感じていることなどを知ることができる
- 教員に質問がある学生はメインルームで教員に質問することもできる
手順
1
授業終了前に、雑談したい希望者は授業終了後Zoomから退室せずに残るよう伝える。
参加しなくても成績には一切関係しないこともあわせて伝える。
2
授業終了後に残っている学生を、ブレイクアウトルーム(3~4人)に分ける。
(教員に質問したいという学生がいれば、ブレイクアウトルームに分けずにメインルームに残す)
3
学生は授業の感想や、授業に無関係のことでも自由に話してOK。
目安時間:15~20分。学生の希望を聞いて調整をするとよい。
4
教員はメインルームに残る。離席してもよい。
Zoomミーティングが閉じてしまわないように注意する。
5
予告しておいた時刻がきたら、ブレイクアウトルームを閉じる。
雑談中に急に終了してしまうことのないよう、強制的にメインルームに戻すまでに一定時間を要する設定にしておく。
6
Zoomミーティング全体を閉じる。
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