待つだけじゃない!ブレイクアウトルーム中の教員の過ごし方5選
ブレイクアウトルームを起動してしまうと、教員は各グループの様子を把握することができなくなってしまいます。
そのような状況の中で、教員はただグループワークが終わるまで待っていればいいのでしょうか。
実はというと、ブレイクアウト中に教員ができることはたくさんあるのです!
そこで、ブレイクアウトルームが起動している間に教員がすべきオンライン授業支援のうちから、5選を紹介します。
準備するもの
- 時計
- グループワークで使用する教材
- 学生と交流しようとする前向きな気持ち✊
ポイント
教員がブレイクアウトルーム中にすることのできる授業支援には、以下の5つがあります。
1. 各ルームを巡回する
2. 必要があれば議論に介入する
3. 入り直してきた学生を振り分ける
4. 残り時間を送信する
5. ブレイクアウトルーム後の準備を確認する
巡回する頻度を増やしながら、必要に応じた介入を心がけていきましょう。
影からそっと支えてあげるくらいが良いかと思います。
手順
1
1. 各ルームを巡回
ブレイクアウトルームが始まると教員は、ただ待っているだけではいけません!
グループワークがうまくいっているか確認するために、できるだけ各グループの様子を見て回るようにしましょう。
2
2. 必要があれば議論に介入する
もし議論が盛り上がっていないグループがあった場合、議論が活発なものとなるようにアドバイスしてあげると良いでしょう。
【アドバイスの例】
どのような観点に注目すると良いか・学生の意見の良い点を指摘してあげる
3
3. 入り直してきた学生を振り分ける
ブレイクアウトルームで通信の負担が増え、Zoomから落ちてしまう学生が出るかもしれません。
教員は、入り直してきた学生を再度振り分けるために、ブレイクアウトルームの管理画面のチェックを怠らないようにしてください。
4
4. 残り時間の送信する
終了時刻が近づいたら、ブレイクアウトルームの管理画面にある「ブロードキャスト」機能で、残り時間を全ルームに送信します。
5
5 ブレイクアウトルーム後の準備を確認する
ブレイクアウトルームの後に発表がある場合は、発表の準備はできているか巡回中に指摘したり、そろそろ発表準備にとりかかるよう「ブロードキャスト」機能などで伝えるようにしましょう。
6
たとえ議論が盛り上がっていたとしても、フィードバックの時間をしっかりと確保するためにも、予定時間できっちりとブレイクアウトルームを閉じましょう !
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長岡徹郎さんの投稿「待つだけじゃない!ブレイクアウトルーム中の教員の過ごし方5選」は次のライセンスの下に提供されています。