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「ラジオ体操」型出席カード

投稿日:2022.05.26

更新日:2022.08.31

夏休みの思い出「ラジオ体操」で、出席した時にスタンプを押してもらったあの感動をそのまま利用した、出席カードおよび課題提出管理シートです。

基礎ゼミなど、少人数のクラスで使えます。

学生は、授業に出席すると教員のスタンプがもらえます。

課題を1つ提出すると、またスタンプがもらえます。

ただし、欠席すると欠席印が、遅刻すると遅刻印が押されてしまいます。

この、色の違うスタンプを押されることを避けようとして毎回きちんと出席する学生、課題をすべてやり終えることでスタンプを揃えようとする学生が現れることが、ちょっとした出席へのモチベーションにつながります。

 

また、遅刻の際は「遅」印を押されたカードを受け取るまで席に着けないので、ちょっと目立ってしまいます。そのため、遅刻の抑制にもつながります。

 

ICTを活用した出欠管理の対極にある「アナログ出欠管理」ですが、学生からは「絶対に間違いがない」という信頼を得ており、意外に好評です。

また、14回目の授業終了後にスキャナで控えを取って、15回目の授業で学生に返却して手元に残すようにさせることで、学びの記録としても役立てています。

準備するもの

  • 出席カード(お手製)
  • シャチハタ各種(ネーム印、簿記スタンパー)

ポイント

  • 学生が、自分の出欠および課題提出状況を一目で確認することができる
  • 遅刻したら、遅刻印の押されたカードを受け取るまで席に着けないので、目立ってしまう(遅刻の抑制につながる)
  • 欠席の多い学生には、友人がカードを写真に撮って連絡し、出席を促してくれる(相互扶助の精神)
  • すべての欄をスタンプで埋めることで、「コンプリート」を目指すことができる

手順

1

14回分の出席、および設定した課題の数だけ欄を設けた出席カードを準備する

2

初回はブランクで配布し、学籍番号および氏名を記入してもらう

3

学生は授業終了時に提出して帰り、教員が出欠欄に出席印(ネーム印等)を押印する

4

次回授業からは、授業開始時に各自がカードを取りに来る(教員が、顔と名前を一致させるのに役立つ)

そして、帰りに提出して帰る

5

課題等については、提出されたものに対して「済」印などを押印して管理する

6

14回目の授業終了時にスキャナーで控えを取り、15回目の授業で学生に返却する(ここでの提出はしない)

該当カテゴリー

長澤直子さんの投稿「「ラジオ体操」型出席カード」は次のライセンスの下に提供されています。

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