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専門知識をアクティブに学ぶ

投稿日:2022.05.26

更新日:2022.09.05

ゼミで行う輪読を、少しだけ工夫してよりアクティブにします。

詳しくは「手順」参照。

準備するもの

  • テキスト、ホワイトボード、マーカー、大きめの付箋
  • レポーター(複数名)
  • 予習(レポーター以外)

ポイント

ゼミを3~4名のグループに分け、各グループにレポーター担当者が1名ずつ講師役として入る。

 

【メリット】フリーライダーが出にくい。仲間が熱心に教える→熱心にメモを取り出す、熱心に質問する。

 

【デメリット】正確な知識の理解が行われない可能性→教員による全体質疑への介入や内容の振り返りが不可欠。

手順

1

<ここでは20名のゼミ、レポーター4人チームのケースを想定>

 

レポーター以外のゼミ員16人を4人×4グループに分ける(5分)。

2

各グループにレポーター1名が説明要員として入る。

3

アイスブレイクで発言しやすい雰囲気を作る(15分、レポーターが考案)。

4

レポーターが講師役となり、仲間の理解がしっかり深まっているかを確認しつつ、質疑応答を適宜交えながら、担当パートを解説(30分)。

5

当該パートの内容の共有と理解度確認のため、くじ等で選ばれたグループが当該パートのポイントをゼミ全体に対してプレゼン(5分)。

 

※例えばワールドカフェ形式を使うなど、内容共有・理解度確認の方法はレポーターに提案してもらうというパターンもあり。

6

全体で質疑応答。不正確な情報が共有されたり、あいまいな理解のままゼミが終わることのないよう、教員がしっかりとフォロー(10分)。

7

全体振り返りとレポーターへのフィードバック(20分)

該当カテゴリー

山﨑秀雄さんの投稿「専門知識をアクティブに学ぶ」は次のライセンスの下に提供されています。

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