専門知識をアクティブに学ぶ
ゼミで行う輪読を、少しだけ工夫してよりアクティブにします。
詳しくは「手順」参照。
準備するもの
- テキスト、ホワイトボード、マーカー、大きめの付箋
- レポーター(複数名)
- 予習(レポーター以外)
ポイント
ゼミを3~4名のグループに分け、各グループにレポーター担当者が1名ずつ講師役として入る。
【メリット】フリーライダーが出にくい。仲間が熱心に教える→熱心にメモを取り出す、熱心に質問する。
【デメリット】正確な知識の理解が行われない可能性→教員による全体質疑への介入や内容の振り返りが不可欠。
手順
1
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<ここでは20名のゼミ、レポーター4人チームのケースを想定>
レポーター以外のゼミ員16人を4人×4グループに分ける(5分)。
2
各グループにレポーター1名が説明要員として入る。
3
アイスブレイクで発言しやすい雰囲気を作る(15分、レポーターが考案)。
4
レポーターが講師役となり、仲間の理解がしっかり深まっているかを確認しつつ、質疑応答を適宜交えながら、担当パートを解説(30分)。
5
当該パートの内容の共有と理解度確認のため、くじ等で選ばれたグループが当該パートのポイントをゼミ全体に対してプレゼン(5分)。
※例えばワールドカフェ形式を使うなど、内容共有・理解度確認の方法はレポーターに提案してもらうというパターンもあり。
6
全体で質疑応答。不正確な情報が共有されたり、あいまいな理解のままゼミが終わることのないよう、教員がしっかりとフォロー(10分)。
7
全体振り返りとレポーターへのフィードバック(20分)