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学生の名前を覚える前に使うカード

投稿日:2022.05.26

更新日:2022.09.01

まだ学生の名前を覚えていない場合や、大人数のグループワーク等で使うと便利です。グループに分かれた後、カードを引くと分担が決まり、クラス運営が可能になります。トランプのようなカードで、4人グループの場合、裏にはリーダー、ノートテイカー、タイムキーパー、リポーターといった係名を書いておきます。

 

*このお宝は、第22回大学教育研究フォーラム参加者企画セッション「MOSTが育てる実践コミュニティ」で作成しました。このカードを使った山本の実践をグループに紹介し、メンバー(坂井、石村、鈴木、常見、芳賀、長田)からも意見をもらってまとめました。

準備するもの

  • カード用の紙 はさみ ペン

ポイント

このカードを引いて係を決めることにより、「偶然性による楽しさ」と、ある程度の「役割の強制性」が演出でき、他者の立場や発言への理解が生まれます。

教員は「○グループの△係さん」といった感じで指名したり、「各グループの□係さん、教卓に資料をとりに来てください」と指示したりすることができます。名前を覚えていなくてもスムーズにクラス運営ができます。

手順

1

カードを「係の数×グループ数」分作り、係名とグループ番号を書いておく。

2

カードをグループごとに分けておく。袋などに入れておくと扱いやすい。

3

グループごとに、学生にカードのセットを渡す。

4

各グループの学生は、カードを裏返して各自1枚引く。それでその回の係が決まる。

5

教員は、グループ名、係名を使って指名や指示ができる。

6

最後にカードを回収する。

関連情報

該当カテゴリー

山本 佳代さんの投稿「学生の名前を覚える前に使うカード」は次のライセンスの下に提供されています。

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