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アクティブ「HOME(ホメ)」ラーニング

投稿日:2022.05.26

更新日:2022.08.31

担当科目を問わず、「学生が他の学生を褒める」ことを促す授業技術である。

これを用いることにより、動機付け・授業へのエンゲージメント・雰囲気の改善等が図れ、かつ、当該授業の要諦が整理・顕在化される。

 

※160318 第22回大学教育研究フォーラム参加者企画セッション「MOSTが育てる実践コミュニティ」内グループワーク 

メンバー;渡邊、原田、森田、木村、柴田

準備するもの

  • グラウンドルールを書いた模造紙(毎授業時に、教室に貼っておく)
  • 内容例:   ○褒める着眼例一覧、   ○参加のルール:共感的態度、PNP(コメントはポジ-ネガ―ポジで)、嘘はつかない など

ポイント

  • 学生が、「褒める行為」をする機会のある授業設計にする
  • 褒めるコツ・パターンを授業中に貼っておく

手順

1

年度の最初の授業時に、 

  • 褒める意義や背景 
  • 褒め方やルール 
  • 褒め方のお手本

を示す(できれば問答形式で)

2

毎回、学生同士が「褒める」機会を持てる授業設計をする。

(発言・実習・実演・作品発表 など)

3

学生Aが発言・発表・実演・作品紹介などをする

4

A以外の数人の学生が、学生Aを褒める

5

教員は、 

  • 褒めた学生の褒め方や内容(着眼点など) 
  • 学生Aのパフォーマンスやプロセス

を褒める

6

授業の最後に、学生が発した全「褒めたポイント」を総覧、おさらいし、授業の要諦=持ち帰り資料にする

関連情報

該当カテゴリー

柴田喜幸さんの投稿「アクティブ「HOME(ホメ)」ラーニング」は次のライセンスの下に提供されています。

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