アクティブ「HOME(ホメ)」ラーニング
担当科目を問わず、「学生が他の学生を褒める」ことを促す授業技術である。
これを用いることにより、動機付け・授業へのエンゲージメント・雰囲気の改善等が図れ、かつ、当該授業の要諦が整理・顕在化される。
※160318 第22回大学教育研究フォーラム参加者企画セッション「MOSTが育てる実践コミュニティ」内グループワーク
メンバー;渡邊、原田、森田、木村、柴田
準備するもの
- グラウンドルールを書いた模造紙(毎授業時に、教室に貼っておく)
- 内容例: ○褒める着眼例一覧、 ○参加のルール:共感的態度、PNP(コメントはポジ-ネガ―ポジで)、嘘はつかない など
ポイント
- 学生が、「褒める行為」をする機会のある授業設計にする
- 褒めるコツ・パターンを授業中に貼っておく
手順
1
年度の最初の授業時に、
- 褒める意義や背景
- 褒め方やルール
- 褒め方のお手本
を示す(できれば問答形式で)
2
毎回、学生同士が「褒める」機会を持てる授業設計をする。
(発言・実習・実演・作品発表 など)
3
学生Aが発言・発表・実演・作品紹介などをする
4
A以外の数人の学生が、学生Aを褒める
5
教員は、
- 褒めた学生の褒め方や内容(着眼点など)
- 学生Aのパフォーマンスやプロセス
を褒める
6
授業の最後に、学生が発した全「褒めたポイント」を総覧、おさらいし、授業の要諦=持ち帰り資料にする