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「学びの手引き」の活用(三浦和美)

投稿日:2022.05.25

更新日:2022.06.01

学生の学びが十分でなかったなどの結果が出て、初めにもっと伝えておけばよかった!と後悔することがよくあります。そこで、学生の学びを支援するために、「学びの手引き」を作成し、講義初回の指導を手厚く行います。

←小学校社会科教育法連続する3つの講義(社会科概論ー社会科の指導法ー社会科教材研究)の「学びの手引き」

準備するもの

  • 「学びの手引き」
  • 講義のシラバス

ポイント

講義初回で講義の目標やそれを可能にする手立てを5つ提示します。また、講義で気付いたことや直してほしいこと等は随時受付けることを伝えます。

手順

1

学びの目標をもとうー講義の系統図から受講している講義の位置づけを理解したり、学びの目標をもちます。

2

社会科の基礎となる力をつけようー講義を受けるだけでなく、自分で学びを工夫するポイントを示します。

3

考える力・話す力・書く力をつけようー一方的な講義ではなく、学生が中心となるアクティブラーニング型の講義であると伝えます。

4

講義の受け方を知ろうー講義ノートの取り方・欠席届の出し方などができるように解説します。特に、入学したばかりの1年生には丁寧に指導します。

5

担当教員に相談しようーオフィスアワーや研究室のアドレスなどを公開し、気軽に相談できる環境を整えます。

6

講義で気付いたことや直してほしいことは随時ミニットペーパーに記入するように話します。

該当カテゴリー

三浦和美さんの投稿「「学びの手引き」の活用(三浦和美)」は次のライセンスの下に提供されています。

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