学生による授業改善
「授業は受講生全員とつくっていく」ことを趣旨に、最終回には授業改善シートをひとりあたり5枚程配付し、小さなことでも記してもらい、全員で意見交換する。(授業終了時には提出してもらう)
準備するもの
- 授業毎回に配付回収するシート
- 最終回の授業改善シート
ポイント
- 毎回自由に記す欄を設け、都度、小さなことでも記してもらう
- 何でも言いやすい環境をつくる(たとえばエアコンが利きすぎ寒かった等)
- 学生は、授業に主体的に臨む意識が形成され、授業や教員への不満だけでなく受講生としての姿勢など自分たちの要因にも気づいている。
手順
1
授業初回に、授業はみんなでつくっていく(構成の一員である)ことを伝える
2
リアクションシート(授業毎回に配付回収する)に授業の改善点を記す欄を設け、どんなことでも記してもらう
3
最終回には授業全体を通してどうだったか、授業改善シートを一人5枚程配付し、小さなことでも記してもらう
4
そのシートをもとに授業中(最終回終盤)に30分程用意し全員で意見交換をする
5
シートは授業終了時には提出してもらう。(たまたま同じ課題を各々がどのように捉えているか比較などをする)
6
シート記入項目
「授業をよりよいものに」
-課題をみつけ、その解決策を提案する-
1.課題
1-1.授業のここが気になった
1-2.それは、いつ
1-3.どんな場面で
1-4.どんな状況で
1-5.どんなことがおきたか
1-6.それによりどんな影響があったか
2.その解決策として(不満を提案に改善提案)
2-1.こういうふうにするとよいと思います。
2-3この部分は協力ができると思います。
3.サイン
7
《ご参考》記入シート(抜粋)
改善点→プレゼンまでの準備期間が短い件
該当カテゴリー
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