学生が引き継いでいくプロジェクト報告書
毎年同じ連携先とのプロジェクト学習を継続していく場合に、前年度の学生がその年の報活動報告書をまとめ、次年度の学生に引き継いでいきます。毎年活動内容も充実し、報告書のボリュームも増えていきます。
写真の事例は、「起業と経営学入門」という授業で、毎年地元のカフェの協力を得て実施しているカフェプロジェクトの報告書です。
準備するもの
- 前年度の報告書
ポイント
内容の選定や執筆は学生に一任します。翌年同じ連携先とのプロジェクトに参加する後輩が、よりよい活動ができるように、という点だけを学生たちにお願いしています。教員が細かいところまで見直しをしませんが、毎年完成度が上がっています。
手順
1
前年度の報告書を1人に1冊配布します。履修人数によっては急きょ増刷することもあるので、オリジナルのファイルはサーバーに保管しています。
2
学生たちは、前年度の報告書を読み込みながら、その年度の活動計画を立てていきます。
3
その年度の活動を展開します。最後に報告書の作成があることは学生に伝えておき、作成した資料等はグループごとに学内のファイルサーバーに保管できるようにします。
4
活動が完了したら、グループ内で分担して報告書をまとめてもらいます。
5
報告書の装丁やページの割り付け、印刷作業は参加学生の中から希望者にお願いします。
6
完成した報告書はプロジェクトでお世話になった方々に報告をかねて学生が届けます。
該当カテゴリー
長田尚子さんの投稿「学生が引き継いでいくプロジェクト報告書」は次のライセンスの下に提供されています。